まずは、Debian LinuxでLCAT(高速化cloopカーネルモジュール)が使えるようにするため、SourceForgeからソースをもらってきて
# .configure
# make
# make install
でも、cloopカーネルモジュールが何故かインストールされないので、インターネットでやり方を検索すると、
「insmod cloop.koすれば良い」
みたいなことが書かれていたので、鵜呑みにして実行。。。
シンボル未定義でエラーを起こしてるみたい。
ネットで検索しても目ぼしい情報がないので、dmesgコマンドででエラーメッセージを確認したところ、
zlib_inflate関連のシンボルだけが未定義になっている模様。
なので、
# insmod zlib_inflate.ko
# insmod cloop.ko
# depmod -a
をしたら、うまくいった。
以後、cloopカーネルモジュールを使うときは、
# modprobe cloop
ってすれば、zlib_inflateカーネルモジュールも組み込んでくれるようになる。
ちなみに、cloopファイルをマウントするには、
# modprobe cloop
# sleep 3
# losetup /dev/cloop0 cloopファイル
# mount -t iso9660 -o loop /dev/cloop0 /mnt/cdrom
ってすれば、/mnt/cdrom下にcloopファイルの内容が見れるようになりますよ。
(extract_compressed_fsコマンドを使うのが一番シンプルなんだけど、LCAT対応版ではエラーになっちゃうので。)
次に、本命のシェルスクリプトの作成作業。
KNOPPIX6.01日本語版のisoファイルから、minirt.gzの展開,cloopファイル(/KNOPIX/KNOPPIX)の展開を自動でやるシェルスクリプトと、逆にそれらをまとめてisoファイルに復元するシェルスクリプトの2本を作っておいた。
さて、これでDebian Linux上のKNOPPIX6.01日本語版のリマスタ環境ができた。
次は、KNOPPIXのリマスタ版を作るぞ。
まずは、KNOPPIX 6.01日本語版は、Windows共有フォルダが参照できないのが気に入らない。
smbfsパッケージは入っているようなんだが、なぜかマウントができない。
IceWeazel(FireFox)からはSMBプロトコルが通るみたいだけど、これじゃあアップロードできない。
なので、早速リマスタ環境で、cloopファイルにsmbfsパッケージを追加しちゃおう!
さらに、「これが俺のKNOPIXだ!」って主張したいがために、ブート時の背景画像(logo.16)の変更もしよう。
(ちなみに、にゃんこの画像にしました。)
んで、ちゃちゃっとisoイメージファイルを作って、VMWareでシミュレーション起動。
にゃんこの背景のブート画面が出てきた。
端末画面から、次のようにすると、
# mkdir /mnt/win
# mount -t smbfs //192.168.0.1/shareddocs /mnt/win
Passwd : *****
windows共有フォルダをマウントできた。
KNOPPIX6.01からウィンドウマネージャがLXDEになったので、KNOPPIX5.3.1日本語版のKDEと違ってビジュアルにマウントできないのが玉にキズ。。。メンドイ。
おまけに、LCAT対応なのに、リードブロックのプロファイラが起動できないゾ!高速化できないじゃん!
(オリジナルは、どうやって作ったんだろう。。。)
リマスタ版はできたけど、これじゃあ使えないなぁ。
次のバージョンに期待すっか。
結局、俺って何やってたんだろ。。。
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