先日リマスタリングしたKNOPPIX6.01日本語版の性能評価をしてみました。
【性能評価の条件】
(1) 性能評価するタイミングは、ブートプロンプトから起動してからLXDEデスクトップが表示されるまでとする。
(2) VMWareを使用し、CPU×1でメモリ=256[MB]とする。
(3) ホストのCPUは、Core(TM)2 Duo E4500 @ 2.20Gz メモリ=1[GB]
【性能評価結果】
オリジナルKNOPPIX6.01日本語版: 39.5秒
リマスタリング後の最適化していないKNOPPIX6.01日本語版:48.6秒
リマスタリング後の最適化したKNOPPIX6.01日本語版:37.6秒
リマスタリングすることでオリジナルと比べて9.1秒遅くなるが、最適化するとオリジナル版の性能とほぼ同等になる。
この現象が不思議だったので、最適化したKNOPPIX日本語版をcloopreadahead無しで起動したところ、性能値は41.2秒であった。若干性能ダウンするようである。
これらを総合して考えると、ブート時にcloopreadaheadをしなくても、cloopファイルの最適化を行っていれば、そこそこの高速化が図れると考えられる。
逆に、リマスタリング後、cloopoptimizerを掛けないと、確実に性能ダウンする。
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