KNOPPIX6.01日本語版の内部をチマチマと見ていたら、以下の3点に気付いてしまった!
第一に、SCSI関連のドライバを自動認識しない(かもしれない)。
私がminirt.gzのinitスクリプト(以前のlinuzrc)を読んだ限りでは、V5.3.1では入っていたはずのSCSI関連ドライバの自動認識処理が全然入ってないです。
第二に、LCAT対応のcloopカーネルモジュールは入っているが、minirt.gzのinitスクリプト(以前のlinuzrc)内でcloopreadaheadコマンドを起動していないため、リードブロック最適化による高速化ができていない。
産総研さんのサイトでは、6.01の特徴として「LCAT対応による高速化」を明言してますが、ウソですね。
「LCAT対応のカーネルモジュールは入ってますけど、高速化はできていません。」が正しいと思います。
第三に、cloop.koをinsmodする時にchkblkパラメータを渡していないし、chkblkチートコードを読み込みもしていないため、リードブロック最適化プロファイリングができない。(ブート時に指定したchkblkチートコードが無視される。)
昨日、KNOPPIX6.01日本語版のリマスタリングで高速化できない理由は、これだったのね。
initスクリプトは自分で作れってことなのね。
やっぱりKNOPPIX6.01日本語版は、使えねぇ。
0 件のコメント:
コメントを投稿